2011/04/21

お見舞い

みなさん、こんにちは!久しぶりの投稿です。


ルワンダに来てから早いもので1年が経ちました。


早いですね。


町人にムズング~(白人)だのシノア~(中国人)だのと呼ばれ、ちょっと現地語キニヤルワンダで挨拶すれば、大いに受け、スター気分に浸っていたのも過去のこと。最近は、珍しがる人もめっきり減り、一抹の寂しさを感じている今日この頃です。


さて今回は、ルワンダのお見舞いについて素敵な一面を。


こちらルワンダの田舎では、病気になるとお見舞いに行くのが当たり前。


友人が風邪で寝込んでいると聞くと、「ムニャカジ(僕のルワンダ名)、見舞いに明日行くよ」とか、その家族に道端でばったり会うと、「ムニャカジ、いつ旦那の見舞いに来るの?」となります。


逆に患ったことを言わないでいると、「なんで言わなかったとの!!」とちょっぴり怒られます。


そして病気の重篤差に応じて、お見舞いもそれは豪勢になっていきます。


そんな昨年末、配属先の職員の旦那さんが破傷風に罹ってしまい一時は口もきけない寝たきりの状態になりました。


幸運にも完治したのですが、「起死回生」そうなると配属先の職員総出ですこしばかりカンパし合って、みんなでバスを貸し切り自宅がある隣の郡ルワマガナまで一時間ほど掛けてお見舞いに向かいます。


迎える方も数十人の食事と飲み物を用意して、まるでお祭り騒ぎ。


歌ったり、踊ったり、「治ってよかったね」と1人ひとり言い表す。


なんとも心温まる雰囲気に包まれました。


ただ、不思議なのは、旦那さん、首都のキガリでも治療不可と言われお隣の国ウガンダのカンパラでも同様のことを言われたにもかかわらず、教会の牧師が用意した水(この場合、聖水というのでしょうか)を一飲みするとスッと快方に向かったそう。


にわかに信じられないですが、何より治ってよかった!
















写真は、その時の様子。歌って踊って、お見舞いというよりお祭り??


実はこの写真、みんな楽しそうに写っていますが、この一ヶ月後、僕にとっては悲しい写真へと様変りしてしまいます。


その続きはまた。







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