2011/11/16

ルワンダの夜空


ルワンダの田舎は星がきれい。




満点の星空を眺めることが出来る。




右上に写っている明るい星は木星。




満月ではないけれど、綺麗な月が出ていた。






天気がよければ、天の川も見ることができる。






どれも家の庭から撮ったルワンダの夜空。

2011/11/08

ぶろしぇっと


「ぶろしぇっと」、キニヤルワンダ語で「串」。




元々は、フランス語で、日本語でいうと外来語に当たるかな。




ここルワンダで「ぶろしぇっと」と言えばば、串焼きを指すことが多い。




一般的には、ヤギの串焼きだけれど、さかな、ブタやとりもある。




ヤギは、ルワンダの地方に行けば、至る所で見ることが出来る。





道端で「めぇぇー、めぇぇー」泣いて、朝早起き屋さんなもんだから、鳴き声で起こされることも日常茶飯事。




かわいいようで、よく見ると変な顔してるし。





市場でも売買されていて、ヤギが集まっては、「めぇぇー」と大合唱がはじまる。





そんなヤギの行き着く先は、、、




「ぶろしぇっと!!」





炭火でジュージュー焼かれて、





出来上がりがコレ!!











この「ぶろしぇっと」、田舎に行けば行くほど美味しくなる。




首都や地方の大きい町のは、臭みが強く固くてクセがある。




そんな一押しの「ぶろしぇっと」が食べられるのは、電気も水道も通っていない田舎村。







こんなところ。



臭みもなく柔らかくて、お店独自のタレで食べる。




これが、とってもうまい!!




いなかヤギの「ぶろしぇっと」。




めぇぇ~

不具合???

んー、写真がアップ出来ない。。。
前回の日記に山羊の写真を載せようとしたら、ブログアップ出来ませんでした。
使っているアプリ、調子悪いですね。
近日中には、写真アップします!!

2011/11/03

出産

先週の土曜日、同僚のエマニュエルから




「むにゃかじ、女の子が産まれた!」と電話があった。




首都キガリで出産、予定より一週間ほど早かったよう。




キガリから家に帰ってきたエマニュエルを早速訪問。








あかちゃんの名前は、「けーざ」。




キニヤルワンダ語で「美人、美しい」という意味。




僕が「土曜日からお父さんだ」と言うと、




エマニュエル、「そうだな、土曜から父親だ。子どもが産まれて、責任が増えるけれど、男は、様々な責任を抱えてこそ男になるんだよ。結婚は素晴らしいよ、あかちゃんは神様からのギフトだね。そうだろ、むにゃかじ」と。










すっかりお父さんの顔になってるエマニュエル。




今年の1月に結婚、そして、先週子どもが産まれ、エマニュエルの人生の節目を短で見ていて、いろいろ感じる今日この頃。


2011/10/31

期末テスト


先週の金曜日で学校の最終学期が終わりました。




ルワンダの学校は3学期に分かれています。




1月までお休み、そして新学期が始まります。




学期末には期末テストもあります。日本の学校と同じですね。




科目は、数学、英語、キニヤルワンダ語、科学、社会科の5つ。




そして、最終日の金曜日に成績発表がありました。




小学校5学年に通っているクロードもその日、学校で成績結果レポートを手渡されました。






結果は、、、、




学年で50人中2番。




今年の4月から改めて小学校に通いなおして、最初は英語ゼロだったクロード。




今では、文法も単語も覚えてそれなりに書けるようになりました。





そんな英語の結果は、120点中90点。




家に帰ってきて、誇らしげに成績表見せてくれました。





毎日、夜に勉強してきた結果かな。




ちなみに、ルワンダの教育ではすべて英語で教えるにことになっているので、算数、科学、社会科もすべて英語で教えます。もちろん試験も英語で答えます。




だから、英語力が元々ないと理解するのは難しいみたいです。毎晩分からないと言ってくるクロードに教えるのも一苦労。数学や英語は、キニヤルワンダ語で何とか説明できても、科学と社会科はとっても難しいです。




ある日の社会科では、民主主義について。




またある日は、男女平等について。




いやいや、さすがにそれを説明するだけのキニヤルワンダ語分かりませんよ。




教えるの疲れて、またかーなんて嫌になる日が何度もありましたけど、それでも教えた甲斐あったかな。


2011/10/28

あまほろ (平和)

3週間前に、ルワンダ西部、キブ湖のあるキブイエでキャンプをした。




首都キガリからバスを貸し切って出発。キブイエに行く道は、丘が険しくて、車酔いすることで有名。




今まで、2回ほどキブイエに行ったことあるけど、必ず、ルワンダ人車酔いして、吐いている。




ある時は、女性が車酔いして、これ以上、バスに乗り続けられなかったのか、何もない丘の上でバスに置き去りにされたことも。あれからどうやって、目的地に向かったのかは謎。置いてかれて可哀そうだったな。。。




でも、そんな不安をよそに、貸し切ったバスの中で買って置いたビールをシュポン!!みんなで飲む飲む。ただのバカでしょーと思いながら、何本も開けてしまった。




3時間ちょっと。(3時間も険しい道にゆられるんです!)




そうしてわいわい飲んでいる間、無事に着いたルワンダのリゾート地、キブイエ。




目の前に広がるキブ湖に大興奮。




そして、ボートを一台チャーターして、目的地のアマホロアイランドへ。




写真にあるのが、ナポレオンハットと呼ばれる島。ナポレオンが被っていた帽子に
そっくりな形をしているからそう名付けられたらしい。




20ほど揺られながら、アマホロアイランドに到着。雨季にも関わらず、快晴でついてる。





アマホロアイランドで、気心知れた仲間たちと





キブ湖名物サンバサ(ワカサギのような小魚)のフライに舌鼓をうったり、




1年半ぶりに湖で泳いだり、




湖に向かってジャンプしたり、





キャンプの定番、バーベキューしたり、




湖に沈む夕日をぼんやり眺めたり、




キャンプファイアーして、あんなことやこんなことをしてワイワイやって、ほんと楽しかった。




帰りの日も朝からビールを飲んで。




結局、はじめも終わりもお酒で終わったキャンプ。




ただただ、最高だった。




それにしてもキガリ到着時に、ある人が言った


「いやー酔っ払って車とか乗ると5分でキガリに着くんだね、早かったねー」


あの言葉は名言でした 笑




最高の思い出ができた。




2011/10/27

終わってない

こんにちは。お元気ですか?




ゴクゴクゴク!!
仕事後の一杯は身に染み渡りますね。




そんな仕事後に向かったのはお隣さん宅。
隣町で購入したお気に入りのウガンダ産チェリー酒を持参して。











右に座っている白のTシャツの人がお隣さんのジャンおじさん。




そして、左に座っているのがジャンおじさんの長年の知り合いのムニャチンディおじさん。




ジャンおじさんとは、週に一度こうして訪ねてはお酒をのみながら語り合ってる。




とにかく良く喋って、飲む。




でも、酔いが回って饒舌になると過去の話をしてくれる。




ルワンダの暗い過去の話。




「むにゃかじ、俺の親父は1973年に亡くなったんだ。その年にルワンダでクーデターが起きた。親父は近所の家を訪ねた時、突然やってきた民兵が家に火をつけて扉を塞いだんだ。親父は逃げ場を失って、その場で、手元にあったナタで首筋を刺して自殺したんだ。それと、母親は民兵にレイプされた。今でもはっきり覚えているよ。」




「1994年の時には、兄弟や親戚の多くを失った。俺は、幸運にも生き延びることができたんだ。でも、絶望から何度も自殺しようとした。死ねなかった。ずっと精神的にもおかしくなっていたよ。今でも、時々魘されることがあるんだ。」




いつもは、明るいジャンおじさん。そんな過去の話を聞くたびに、居た堪れない。




そして、ジャンおじさんは、自分に言い聞かせるように「昔は、ツチとかフツとか人々が別れていたけど、今は関係ない。なぁ、憎しみあっても何も解決しないよ」と言う。




自分に言い聞かせるように。でも、彼は、4月から7月のこの三ヶ月間は、ルワンダで過ごすことはない。必ずこの期間は海外で過ごしている。




そう、この4月から7月は1994年にジェノサイドが起こった期間だ。




そして、ジェノサイドの終わった7月を過ぎるとまたルワンダへと戻ってくる。




きっと、今だに受け入れることの出来ないものを沢山抱えているのだと思う。




日常でルワンダの暗い過去を意識することはない。




けれど、ジャンおじさんのように笑顔の裏に深い悲しみを抱えている人がこの国には沢山いるのを知っている。




ルワンダの悲しい歴史「ジェノサイド」




まだ、人々の心の中では終わってない。










2011/10/21

村人とともに③

こんにちは、お元気ですか。



前回は、ポンプの修理が出来なかったお話。



今回は、その続き。




NGOから機材を貸してもらうことができた。










分かりにくいかも知れないけど、リングの部分がパイプにはまって、落下したパイプが引っ張り出せる。




村人たちが早速試してみる。













落ちたパイプを取り出すことができた。




いい調子だ。




落ちたパイプを全て引き抜いて、改めて落下防止のロープをつけ直す。











外れたパイプ同士を接合する。











二つのパイプをつなぎ合わせるソケットとボンド











つなぎ合わせて。











接着するまで数分待つ。





そして、井戸の中にパイプを挿入し直す。












ここが緊張どこ。




一歩間違えると、パイプが折れてしまう。




枝でパイプを支えながらゆっくり慎重に挿入。











無事に挿入できた。




ここまで来れば大丈夫!!




最後にロッドをパイプの内側に入れる。













部品を全て取り付け直して、ポンプを動かす。




出るか。




数分経過。



この時が一番ドキドキする。




どうだ。












水が出たーーー!!




水の出る瞬間の村人の喜びよう、最も興奮する瞬間。




本当に。嬉しいの一言に尽きる。





村長さんも前回と違って、嬉しそうで自信がみなぎっていた。




よかった!よかった!



「むにゃかじ(僕のルワンダ名)、むらこぜちゃーね(どうもありがとう」)と村人たちから言われると何だかくすぐったいけど、嬉しい。




でも、直したのは村人たち。




それが何より喜ばしいこと。




早速、来週、村人が集まって維持管理のミーティングをすることを決めた。




修理して終わりじゃない、壊れないように維持管理する仕組みを作ることが大事。




だからこそ、村人たちが集まって維持管理の話し合いをすることが大切になる。




大丈夫、上手いいく。




ちなみに、隣町でもポンプが壊れたと聞き、このポンプを直した後にすぐに出向いて直してきた。












子どもたちも水が出て大はしゃぎ!




今晩のビールは格別に美味しいぞ。

2011/10/17

村人とともに②

こんにちは。




さて、前回修理の続き。




パイプを引き上げるところまでが前回のお話。




そこから、3mほど引き上げて、折れたロッドがある位置の所をノコギリで切断。




切断面からロッドが現れた。




そこから全てのロッドを引き抜いて、パイプの切断面を再び接着剤でつなぎ合わせる。










接着剤での接合を待って、ポンプのカバーを閉じる。




これで、壊れたロッドを取り替えて再び挿入すれば、水が出る。




が、、、、、、




ん????




何分もポンプを押しても水が出て来ない!!




何度も何度も試しても。




。。。。。。




次第に村人の中に不安が募って行く。




そこで、ちょっと休憩。




近くの串焼き屋さんでお昼ご飯。




そのあと、原因を探ることに。









村のこどもたち。




もう一度、ポンプのカバーを外してみる。




ん???




パイプが落ちないようにするため1番下のパイプと上のカバーを結んでいる紐が切れてしまっていた。




嫌な予感だ。




パイプを引き上げてみると、軽い。




そう、パイプ接合部分から下が井戸の中に落ちてしまっていた。




こうなるとどうすることも出来ない。




技術者であり村長さんは、落胆。




当たり前だが、そばにいて、それが痛いほど伝わってきた。




僕も、同じだった。




心の中は、落胆と村人に申し訳ない気持ちでいっぱい。




でも、僕がその姿を表に出せば、村人にも伝わり、修理が出来ないと思わせてしまう。




それだけは、絶対にしない。




したくない。




厳しい状況で、活路を見いだし、希望を提供するのが僕の役目。




そう、思っている。



悩まない。




だから、現実を直視して、行動に移す。




直ぐに解決案を練る。




村での維持管理方法としては、イレギュラーだが、パイプを引き上げる機材を所有しているNGOにお手伝いしてもらうことを提案した。




NGOに手伝ってもらうには、部品購入よりもお金がかかる。




村長さんたちに説明する。




そして、すぐさま村長さんを中心に話し合いがもたらされて、快諾してくれた。




使用者が修理費用を出し合うことで、所有意識、管理意識がぐっと高まる。




さらに、引き上げ機材、さらに実際に引き上げる様子を目にすることで、村人自身が、彼らの知恵で、近くにあるモノで代用品を作ったりしてくれる、その機会を提供できる。




必ず村人とともに直す。








2011/10/12

ぐこめざぐせか

ぐこめざぐせか、キニヤルワンダ語で笑顔を絶やさずに。




楽しいとき、嬉しいとき、そして、辛いとき、悲しいときにも笑顔を絶やすことのないように。




魔女の宅急便、キキのお母さんが出発のときにいった言葉。




「大切なのは心よ。そして、いつも笑顔を忘れずにね。」




いやー、魔女の宅急便は名作ですね~。





とそんな今日、カメラ片手に活動中、出会った「ぐこめざぐせか」。



























































前回の続きはまた今度に!