こんにちは。お元気ですか?
ルワンダは、最近毎日のようの雨が降っています。
昨日も一晩中、あめ。
雨季に入ったのかも。。
対象的にケニア北東部、ソマリアではひどいかん干ばつが続いているそうで、立ち枯れする木が多いそうです。
干ばつ=雨が全く降らない
人が生活する上で不可欠な水は、もちろん動植物にとってもそれは同じ。
その不可欠な水は、空から降る雨によってもたらされます。
降った雨は地中を流れ、また、川や大河を形成して、最終的には海へと流れ着きます。
そして、蒸発して再び雨となって地表に降る。
このような自然のサイクルと通じて、ヒトや動植物は水の恩恵を受けることが出来ます。
さて、その水に少なからず関わっている僕ですが、今回は、普段フィールドで使っている道具たちの紹介です!
まずは、これ!
作業着。
給水施設で手作業するとき、現場で調査するときは、この作業着を着用します。
だって、現場に出ると、砂埃まみれになりますからね。
そこから帰ってくると、服は茶色の砂にまみれ、顔もベッタリ砂が付いて、おまけに頭も茶色まみれ。
で、砂埃を防ぐためにこの作業着に頭にタオルを巻いて出かけます。
これ大切。。
次は、これ。
工具たち。
給水施設の修理やメンテナンスに使います。
黄色いのはノコギリ、そして上からハンマー、ハンドポンプ専用スパナー、スパナー大小。
他にもメジャーやロープも持って行くときもあります。
そして、次は。
何だか分かりますか?
これは、水の性質を測るための器械と調査紙です。
黒いの2台が水質調査器。
一台は、PH、液体の水素イオン濃度を測る器械です。
学校の理科の実験でやったリトマス試験紙と同じ、酸性、中性、アルカリ性かその性質を調べるためのものです。
その値が極端な値、強い酸性か、はたまた強いアルカリ性の場合は、水質異常を疑います。
もう一方は、電気伝導率を測るための器械。
電気・・・、聞き慣れない言葉ですが、電気を通すかどうか、つまり、電気を通すための塩分やその他の成分が溶け込んでいるか、その濃度を測るためのものです。
イメージしにくいですが、この二台PHと電気伝導率は水質調査で最初に測る基本的な項目になります。
それで、まず水質異常かそうでないのか調べます。
異常と判断した場合は、さらに鉄、硝酸、フッ素やアンモニアなど細かな成分を調べて原因を探って行きます。
下の黄色の箱は、飲み水として問題ないのかどうか、下痢などの病気の原因になりうる細菌や大腸菌群の有無を調べるための試験紙です。
ピンクの試験紙に赤い点々があるのが見えますか?
あの赤い点々が、大腸菌群。
下痢などの病気を起こす可能性がある水だと視覚で理解することが出来ます。
最後は、これ!
GPS
位置情報を正確に測定するための器械です。
活動地域一帯の水源、給水施設の位置情報と地図が記録されていて、このGPSを使ってフィールドで調査を行っています。
訪れたことない水源や施設があっても、このGPSがあれば、手探りで探す必要はありません。
これがあれば、迷っても大丈夫、きっと。
非常に便利です!
こんな道具たちに囲まれながら現場で活動してます。
今回は、日々お世話になっている道具たちの紹介でした!
じゃんじゃん。
では、また