2010/08/10

タンザニア

こんにちは。お元気ですか?


早朝、同期から「ルスモの滝(Rusumo Falls)、観に行こう!」と電話があり、「行くいく!!」の返事。


ついにお隣の国、タンザニアへお邪魔してきました。国境越えた途端、「ジャンボ、ジャンボ」とスワヒリ語。ルワンダ語が全く通じません。



タンザニア入国


国境を跨ぐと、辺りの景色は変わらないのに、話す言葉、人々の雰囲気が明らかに違います。なんとも不思議な感じです。


そう、ルスモの滝はルワンダとタンザニアの国境に位置する滝。


ローカルバス(タギシ・マタツと呼ばれてる)に揺られること1時間半、いくつものいくつもの丘を越えると、目の前に突如として大河、カゲラ川が現れます。カゲラ川は、エジプトまで続く世界最長の大河、ナイル川の発源でもあります。



カゲラ川と国境の町ルスモ


そのカゲラ川に架かっている橋がルワンダとタンザニアの国境地点。そこからルスモの滝が見渡せます。


国境。向こう側はタンザニア


ルスモの滝


スケールのあまり大きくない滝でしたが、久しぶりに見る滝に興奮。天気も良好、良い旅でした。

 
ここ、現在は、タンザニアからの大型輸送トラックが引切り無しに行きかう経済の重要な場所ですが、暗い過去のある場所でもあります。


かつて、と言っても16年前ですが、ルワンダで内戦が起こったときに、このカゲラ川、内戦で殺された何千人もの死体が流れていたらしいです。


そして、死体で溢れるこの河川を渡って、多くのルワンダ人がタンザニアへ逃れて行ったそうです。その数なんと、25万人。



内戦後、ルワンダへ帰還する人々
(三枚目の写真と同じ場所)


そんな出来事があったなんて今となっては想像もつきません。当時、逃れていった人々はどのような思いで、この橋を渡ったのでしょうか。



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