2011/08/31

ウガンダ旅行⑥たまには仕事の話でも

こんにちは。



今日は、ウガンダ旅行の最後。



いつまで続くんだ!!って思いますよね。



今回で終わりです、ほんとうに。



そう言われると寂しくなるでしょ?



えっ!ならない。そうですよね。



気を取り直して



さて、今までウガンダの魅力を旅行を通じてお伝えして来ました。



たぶん。



今回は、ウガンダに行ったもう一つの理由をお伝えしようと思います。



お仕事の話。



僕は、ルワンダの地方で給水施設の維持管理の強化に取り組んでいます。



特にハンドポンプと呼ばれる手押し井戸の運営に関わっています。







壊れないような使い方を教えたり、もし壊れたら直し方を教えたり、部品の買い方(部品の名称、売っている場所)を教えたり、そして、新しい部品を購入できるようにお金を集める仕組みを教えたりしています。



まさに「運営維持管理」。



そのための運営維持管理組織、水利用組合と呼ばれていますが、これまでいくつか立ち上げのお手伝いをしてきました。



組合のお仕事は、前に挙げたハンドポンプのメンテナンス、修理、修理の際に必要な部品の購入、利用者からの料金徴収になります。



組合がこの業務を遅滞なく上手くこなして行けば、利用者がハンドポンプをずっと使い続けることが出来る。



組合を設立して、運営のお手伝いをして、それで上手く軌道に乗れば万々歳。



と、そんな上手い具合にはいかないのです、実は。



とほほ。



水利用組合が上手く機能してても、彼らが出来ない業務があります。



何でしょうか?



部品の製造と販売。



そう、部品を作って、その部品を売るお店が欠かせないですよね。



実は、ルワンダには、部品を製造する会社はありません。



あるのは、部品を取り扱うお店だけ。



首都キガリに1店舗のみ。



しかも、お隣ケニアに本社をおく代理店。







こちらの代理店では、お店にて注文してからケニア本社に発注する仕組みになっています。



だいたい、住民の手元に部品が届くのは早くて10日、遅い時は6ヶ月ほどかかります。



僕の経験だと、最低3ヶ月は待たないと手元には届かない気がします。



待たせますね。このやろー!



施設が壊れて水が出なくなってから水のない生活、遠くまで水を汲みに行く生活3カ月、6ヶ月我慢出来ますか?



1週間でも困難です。



それなら代理店が倉庫を持てば解決につながるのではと思うかもしれません。



そうなんですよね。



ただ、先ほど、首都キガリに1店舗と言いました。



競争相手がいないためほぼ独占状態。



で、倉庫には、新たな設備投資が必要になります。



代理店としたら、今の状態でも支障がなければ、お金のかかることは極力しないですよね。



残念ながら。



前置きが長くなってしまいました。



と云うことで、部品を取り扱うお店や組織の新規開拓に取り組むことにしたのです。



ウガンダには部品取扱店があり、そこで、今回のウガンダ渡航の際に訪れることに。



ヴィクトリアポンプ社。























各種ハンドポンプの部品の販売の他に、井戸を掘る作業も請け負っています。



そして、倉庫がありました。





















こうして、部品をストックしておくことで、注文から待たずに即購入出来、故障の期間を短く、もしくは、なくすことが可能になります。



素晴らしい!!



そして、女性社長アイリーンさんに、ルワンダの部品供給網の未整備、新たな供給先を探していること、ルワンダは新たなマーケットになることを伝えました。



ありがたいことにアイリーンさんは、快く提案に乗ってくれました。



ウガンダ側からの供給は可能。



ここから、ルワンダ側の部品を輸入販売する店舗を探すことになりました。



6月上旬の話です。



その後どうなったか。



様々な交渉を経て、自動車販売のビクトリアモータールワンダ社が部品の輸入先となってくれることが決まりました。



ヴィクトリアモータールワンダ社。







あれ?先ほどの会社は、ヴィクトリアポンプ社。



そう、系列会社です。



ルワンダで部品取り扱い店、2号目。



ただ、新たな問題も噴出。



道のりは遠い。。。



新たな問題とは、一体なんでしょうか?



ヒントは、輸入先がもともと自動車の販売店と云うこと。



その話はまた次回に!



ウガンダ旅行おわり。

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